comcom2023.2 縁の下の力持ち 漬物をつくろう
こんにちは!コムマガ編集部 村上です。
2 月号はお漬物特集!今は冬場でも野菜を購入することができますが、昔は冬場に野菜が採れにくいので、お漬物にして越冬食として食されていたようです。
また毎月21 日が「漬物の日」だそう。名古屋市にある萱津神社の「香之物祭」にちなんで定められたようですよ。
コムマガ編集部では、“お漬物はらっきょ酢でよくする” 細田と、“たまにきゅうりを米酢と醤油で揉むだけ” の村上、“お漬物未経験” の仲本の3 人が酢以外のもので漬けるお漬物に挑戦しました。
Web は紙面に書ききれなかった調理工程や、ポイントをご紹介。
紙面とWeb 両方読めば、思う以上に簡単に楽しめる漬物にハマること間違いなしです!誌面をまだご覧になっていない方は、下記の【2月号のPDFダウンロードボタン】から閲覧可能なので、見てみてくださいね。感想などもお待ちしています。
お漬物は野菜を切って酢や味噌につけるだけで簡単にできます。
市販の浅漬けの素や酢を使って漬けた経験がある方は多いのではないでしょうか?
今回は、あまり皆さんがやったことなさそうなもので漬けてみたい!と思ったコムマガ編集部は、味噌漬けやこうじ漬けはどうだろう?という話に。
地元で味噌づくりをされている方を探すと、各所の公民館で味噌づくりの先生をしている、田村商店の田村さんに出会いました。
田村商店の熟成期間が異なる味噌は、1 年の違いで全然違うので、ぜひ食べ比べてみてほしい!
1 年目は米こうじや大豆の甘さが残る甘くてあっさりした味噌。2 年目は素材の味がまとまって深みとコクが増した味わいに。3 年目はもっと深くなって少し苦みを感じるような大人な味になっていきます。
まるで成長して深みを出していく人のように年々良さや味わいが増すんです。
どのタイミングの味が好きか分かれるところだと思いますが、漬ける素材に合わせて変えてみるのも◎。
希望に応じて計量販売をしてくださるので、ぜひ食べ比べてみてくだい。
切って漬けるだけ!でできるお漬物ですが、素材によっては一手間加えると良いものがあります。
根菜類などの固い食材や、菜花や青菜のようなアク抜きをした方が良い食材は下茹でをしたり、水にさらすことで食べやすくなったり色が鮮やかになります。
水気が多く残っているとせっかく漬けた味が水っぽくなるので、ゆでたらしっかり水気を切って、拭き取ってくださいね!
ブロッコリーやカリフラワーよりも固い部分があるので、小房に切り分けて、沸騰した湯で2 分ほどゆでる。
茹でると緑がキレイに見えるし、青臭さが気にならなくなります。沸騰したお湯で30 秒くらいサッと茹でて、しっかり絞る。 漬ける時には、ちょっと葉を開いて味噌をなじませる。
お好みの食感によって一手間加えます。食感を残すなら生で、 しっとり感ホクホク感を出すなら火通しを。茹でると形が崩れやすくなるので、5 ミリ幅にスライスして、電子レンジで2 分くらい。
好みの硬さに茹でて、冷水にとり水気をしっかり切る。
適度な大きさに切り、水にさらしておく。 さっと茹で、ペーパーで水気をしっかりとる。
洗って皮をむいて(しっかり洗って剥かなくてもOK)、お好みの厚みにスライスする。お湯に2 分程度さらし、お湯を切ってからしっかり水分をとる(あたたかいままでOK)。
2%の濃度の酢水(水500ml の場合酢大さじ1)に10 分ほどさらす。お湯にも酢を少量入れ3 分くらい茹でて、しっかり水気をよる。
お漬物初挑戦のコムマガ編集部 仲本は、塩こうじと味噌漬けをしてみました。
塩こうじは過去にお肉をつけて焼いたことがあった程度で、ここ最近使わなかった素材。どんな味になるかドキドキの挑戦です…!
初挑戦ながらも簡単に美味しくできたので、皆さんもやってみてくださいね。
[ 塩こうじ漬けは基本はこの4 ステップ! ]
- 素材を下処理をする
- 野菜の重さの20%くらいの塩麹を入れて、馴染むように揉み込む
- 袋の空気を抜いて密着させる
- 時間をおく
食べ馴染みのあるきゅうりの漬物は、塩こうじにしてみるといつもより甘味や旨味を感じました。
こうじ自体に甘味や旨味があるので、他に調味料はいりません。冷蔵庫に常備しておくといろんなことに使えそうですね!
[ 味噌漬けの基本はこの4 ステップ! ]
- 素材を下処理をする
- ビニール袋に1 と味噌とお好みの調味料を入れて、馴染むように揉み込む
- 袋の空気を抜いて密着させる
- 時間をおく
味噌と調味料の割合はこちら!
レンコン1 個に対して味噌36g、みりん大さじ1、鷹の爪はお好み量で。
しょうが1 個に対して味噌と砂糖1:1 の割合で、絡められるくらいの量でOK。
味噌のみ使用。たまごを包めるくらいの量でOK。しょうがやニンニク、鷹の爪を入れても◎。
チョロギを味噌漬けと甘酢漬けで食べ比べてみました!
仲本的には、味噌も美味しかったですが、チョロギのシャキシャキ感は甘酢のさっぱりした味の方が相性が良いかな…と感じました。こうやって食べ比べてみて好みの味を見つけていくのが楽しいですね!
皆さんもこっちで漬けた方が私は好き!というのがあれば教えてくださいね。
田村商店で聞いて驚いたのは、「甘酒漬け」。
味噌漬けはまだ聞いたことがありましたが、甘酒漬けは初めて聞きました!
本格的な漬物を作ろうとした場合、ぬかやこうじの漬け床が必要になります。
ただ漬け床を作るには日数も必要ですし、毎日混ぜたりと大変です。その漬け床の代わりに米こうじの甘酒を使うと、簡単にできちゃうんです。
高栄養の甘酒のエキスが野菜に染み込んで、美味しい上に健康的!
こちらもぜひ試してほしい漬け方です。
野菜は甘めの漬物になって子どもたちにも好評!
漬け床を作るわけではないので、数日食べる分の少量ずつ作ることができます。
フルーツの方は、そのまま食べても美味しいですが、今回はヨーグルトのトッピングにしました。
甘酒の方にもフルーツの香りが映って、漬け液まで楽しめます。フルーツがかぶる程度の甘酒の量で良いですが、多めに入れて、そのまま飲んだり、牛乳やヨーグルトと合わせてスムージーにしても美味しいですよ!
アンケートでも大人気の新店舗のお知らせ! P7では少ししかお伝えできないので紙面に書かれていない情報をWeb限定でお届けします!
「境港おさかなパーク」は、水産物の魅力を見て、学べるだけではなく、調理実習室も利用できます。(※予約制・有料)
斜め向かいの境港水産物直売センターで友達と集まって海鮮を買って、料理して食べても楽しそう♪素敵なお皿もたくさんあり、映える写真も撮れそうです。
お腹がいっぱいになったら、展望デッキでコーヒーを飲みながら、境水道を進む船や、かもめたちをゆっくり眺めるのもよさそうです。
美味しさの秘訣の1つは塩。使用している”ヒカリノシオ”はふぞろいの結晶で、舐めてみると通常の塩との違いにびっくり!とにかく深みと口に広がるパワーがすごい。天日干しで作られていて、ミネラルがたくさん含まれているんだとか。
塩は、お店でも販売していますが、リピーターも多く、売り切れることも。そんな特別な塩で作ったカレーをたくさんの植物、レトロな雑貨が並ぶ素敵な店内で食べると、心も体も喜びます。
児童クラブのような子どもの見守りサービス(小学生〜高校生)や、子育て支援センターのように乳幼児が保護者同伴で利用きる「te to te (テトテ)〜つなぐん家ち〜」は子ども第3の居場所として注目を集めています。
3階建ての館内は鳥取県の木で作られた机や発育に良いと言われる木のおもちゃがたくさん。木の優しい香りの中、あかちゃんの肌に一番近いと言われている木のおもちゃを触っているだけで、大人もとても癒されます。
お子さんと是非一緒にでかけてみて。
10周年を迎えたSTUDIO米子。卒業生は約500人!デジタルハリウッドSTUDIO米子のスタッフ・竹歳が卒業生に話を伺ってみました!誌面には掲載できなかったインタビュー情報等もありますので、是非チェックしてみてください♪
今回紹介する卒業生は、ネット動画クリエイター専攻を卒業された野田さん。
前職で動画投稿をしていたのをきっかけに動画制作に興味が湧きデジハリへ!卒業された現在は「ゆび先生&ひかちゃんねる」の動画編集のお仕事をされています。
最近はテレビやYouTubeを見ると内容よりテロップの入れ方や編集が気になるとお話しされていました。
日常生活からも学びを得る野田さん、日々動画編集スキルを磨き中です!
(インタビュアー:STUDIO米子・竹歳)
アンケートにお答えいただいた方に、抽選で素敵なプレゼントが当たります。
応募締め切りは2023年2月20日(月)です。ご応募お待ちしております!
いつもコムコムマガジンを読んでくださってありがとうございます。
私たち、米子コンテンツ工場が冊子とWebの特集ページを作っています。
米子コンテンツ工場とは、デジタルハリウッドSTUDIO米子を卒業したクリエイターで構成されている制作チームです。
受講したコースも得意分野も多種多様。個々のスキルアップはもちろん、チームで切磋琢磨しながら日々進化中!
みなさんからのアンケートも楽しく読ませていただいております。それを元に、地元のおすすめスポットを探し、日々奔走しています。私たちならではの視点で、みなさんに楽しんでいただけるコムコムマガジンを目指します。
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